絶縁性の構造

セラミックスの特徴の一つとして、高い絶縁性能が挙げられます。電気を通さない素材であるため、ボルトなどの部品に使うことで、漏電による問題を防ぐことができるのです。漏電防止を機能として持たせたい機器には、こうした絶縁性の高いセラミックスボルトが有効なのです。漏電が問題となる製品としてまず思いつくのが、高圧電流を流すことで使用できる製品でしょう。一般的に供給されている家電では、たとえ誤って通電したとしても、ショックで大怪我を負うようなことはありません。安全に使用できる電圧を供給しているため、直接靭帯に通電したことによる事故は起こらないのです。しかし、中には高圧電流を使用する機器や、発電機のような製品もあるため、こうした製品に対しては漏電に対してきちんとした対応を行わなければなりません。たとえ小さな金属のボルトであっても、先端が触れることで人体に高圧電流が流れ込んでしまう事も考えられるため、ボルトのような部品にも絶縁性が求められます。

セラミックス製のボルトは高い絶縁性があるので、高圧の電流でも通電することはありません。修理や点検の際に、こうした機器の内部を調整することがありますが、そういった場合にもセラミックス製のボルトから感電することはないので作業員も安心して作業を行えます。高圧電流を流さない機器であっても、医療に使用する機器であれば、漏電などにより、機器に深刻なダメージを与える場合があります。医療機器には、患者さんの命に関わる装置も多くあるため、こうした装置の部品としても、通電を行わないセラミックス製のボルトが利用できるのです。